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ワインをおいしく飲む

ワインを楽しむのは難しいと思っている人がたくさんいますが、そんなことは無いです。でも、少しのことでおいしいワインが「こんなもの?」となってしまう事もあります。おいしいワインは美味しく飲みたいですよね!?それは難しいことではありません。ほんの少しのことを守るだけで、おいしく飲むことが出来るのです。


いいワインを飲みましょう
買ってすぐ飲めるワインと休ませるワイン
ワインの栓の開け方
ワインを飲む順序
ワインには飲み頃の温度があります
飲み残したワイン
ワインを保存する

いいワインを飲みましょう

いいワインといっても高級ワインというわけではありません。「健康なワイン」のことです。ワインはとてもデリケートで、高温や極端な低温、急激な温度変化、光、さらには振動を苦手とします。そういうことを知らない、または知っていても無視する業者や店があるのも事実です。そんな店で大枚はたいてワインを買ってきても、おいしいとは感じられないはず!

健康なワインならば、どんなワインを飲んでも(好みの好き嫌いはあるとしても)おいしいのです。値段の差ではありません。安いワインでも健康なものは、そのワインなりのおいしさがあります。高級ワインには、それにプラスして、味が凝縮されて複雑、長期熟成する、生産量が少ないなどの付加価値が付くということです。健康なワインはどれもおいしい!!

買ってすぐ飲めるワインと休ませるワイン

ワインはとてもデリケートなので、輸送などの振動によって微妙な味のバランスが崩れてしまいます。

とはいっても、若いうちから飲めるワインなら、あまり気を使わなくても十分に力を発揮できます。

それより上のクラスの味わいが複雑なワインは、多少休ませたほうがおいしく飲むことができます。特にオリがあるワインは、しっかりオリを落としてから飲んでください。理想的には、1〜2週間涼しい所にビンを立てておき、次に※ラベルを上にして横に寝かせて1〜2週間(できればそれ以上)オリを一ヶ所にまとめます。これは、古いヴィンテージのワインには絶対に必要な作業です。間違っても買ってすぐには開けないようにしましょう。

※コルクを抜いて注ぐときも、ラベルを上にすることで、オリが舞ってしまうのを防ぐことができるため。

ワインの栓の開け方

ワインを初めて飲む方の中には、「栓(コルク)がうまく開けられない」という方も多いはず。ここで簡単に開け方の手順を説明します。

1、キャップシールを外す。ナイフなどで切れ目を入れて外してください。

2、ビンの口を拭く。年代の古いワインにはコルクの部分にカビが生えています。よくふき取りましょう。

3、コルクにオープナーを刺し込む。ここで問題なのがオープナーの先端の位置です。初めにオープナーの先端を、垂直に、しかもコルクの中心に深く突き刺すことが肝心です。そして中心をずらさないように深く入れましょう。さもないと、斜めに入っていき、途中でコルクが折れたりする原因になってしまいます。

4、後はゆっくりと引き上げるだけです。なかなか抜けない場合は回しながら引き上げてみてください。最初は難しいと思っても、慣れてくればとても簡単です。どんどん開けましょう!!

たまにコルクの質が悪いワインに当たると、ボロボロになってしまうことがあります。それは開け方が悪いのではなく運が悪いのです。潔くあきらめましょう。

ワインを飲む順序

違うタイプのワインを2本以上飲むときは、それぞれをよりおいしく味わうために次のような順序で飲むことをおすすめします。

 ● 白ワイン→赤ワイン
 ● 軽い飲みやすいワイン→厚みのある濃厚なワイン
 ● 辛口のワイン→甘口のワイン
 ● 若いヴィンテージのワイン→古いヴィンテージの熟成したワイン
 ● 並質のワイン→上質のワイン

「フレッシュで気軽な味わいから、濃厚で複雑な味わいへ」と覚えましょう。濃厚なワインを先に飲むと、軽いワインは水っぽくて薄い感じがしてしまいます。まずは気軽なものから!

ワインには飲み頃の温度があります

ワインは赤も白も、飲む温度によって味わいが変わります。

白ワインは、温度が低いほうが酸が目立ってくるので、爽やかに酸味を楽しみたい場合は、低めの温度(7〜8度くらい)。逆に、まろやかに飲みたい場合は、高めの温度(10度くらい)で楽しんだほうがいいでしょう。グラン・クリュのような上級ワインは、複雑性があるので12度〜14度くらいがベストです。

赤ワインは、よく「室温で」といいますが、これはヨーロッパで貯蔵庫からワインを出した時の温度(15度〜18度)のことです。日本では、室温が18度を超えることが多いので、赤も基本的には少し冷やしたほうがおいしく飲むことができます。

タイプ別にみると、渋みの少ない軽いタイプのワインは、少し冷やしたほうが(10度〜12度くらい)バランス良く感じられます。渋みの豊かなタイプのワインは、冷やすと香りがたたず、渋みが目立ちすぎてバランスが悪くなってしまうので16度〜18度くらいがベストです。

家庭で飲む場合は、やや冷やして飲み始め、グラスの中で温めながら、香りや味の変化を楽しんでみるのが面白いと思います。試してみてください。

飲み残したワイン

ワインは、栓を抜いた時から酸化が始まるので、飲みきってしまうのが理想です。特に年代ものは、空気にふれると急激に酸化が始まるので、数時間のうちに飲んでしまわないともったいないです。

しかしどうしても飲みきれない場合は、ちょっとした工夫をすることで3〜4日くらいは保存することができます。

市販の「ワイン・ストッパー」(当店で1,000円)や、不活性ガス(当店で1,780円)などを使ったり、ハーフボトルの空き瓶をとっておき、そこへ残ったワインを口いっぱいに詰め、コルク栓をして、冷暗所に立てて保存してください。要はビンの中の空気をできるだけ減らして酸化を遅らせるわけです。

いずれにしても飲み残したワインの味は、変化していきます。どのくらいまで飲めるかは、自分で判断することなので、飲めなくなったら料理に使いましょう。

ワインを保存する

ワインにとって苦手な条件は、高温、温度差、明るさ、振動、匂い、乾燥の6つです。

気になる温度は、理想的には10度〜16度くらいですが、凍ってしまうほど寒くなく、暑いと感じる所を避ければよいと思います。

気をつけなければならないのは、急激な温度変化です。ワインは、季節の移り変わりや1日のゆるやかな温度変化にはついていけますが、短時間の間に温度が何回も急変するような場合は、たとえ3度くらいでも悪影響を与えます。

これらの点から、保存の場所は、北側の部屋の押入れや納戸、床下などがいいでしょう。まちがってもエアコンのそばや直射日光のあたる部屋には置かないように!

保存するワインは新聞紙で包み、ビニール袋に入れて、発泡スチロールやダンボール箱などに入れておけば急激な温度変化はある程度避けられます。押入れならば、使っていない布団の間に入れておくのもいいでしょう。

これでかなりよい状態を保てますが、それでも夏を2回越す前に飲んでしまうことをおすすめします。それ以上保存したいのならば、ワイン用冷蔵庫を購入するのが一番です。

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